
大阪で声優養成所に入所希望なら演劇部経験は有利?
声優になりたい人はそれまでに少しでも演劇部を経験していることで入ってからの伸びが段違いです。
演劇部で基礎をたたき込まれることで次へのステップを踏み出しやすいです。
ここではどうしてそうなるのか理由を付け加えながら、東京よりも大阪の声優養成所に入学して声優になるための指導を受ける方が長い目で見て良い理由を話します。
演劇部の経験を活かすことが出来る場所
声優養成所は基本的に声優を育てる場所です。
一見演劇部と直接関係なさそうですが、かなり関係しています。
そもそも声を発するに至って感情を込めずに淡々と話すことはまずありません。
目標となるべきレベルはその人の声だけで喜怒哀楽の感情を上手に引き出すことが出来るかです。
この点に注目すると、演劇部で演技の基礎を知っている人の方が声の出し方をよく知っています。
声優養成所においてほとんどの学校で最初に行うのが、発声練習です。
あまりにも声が小さく人に届かなければ意味が無いので、門前払いをくらってしまいます。
演劇部の経験がある人だと、ただ大声を張り上げて発するだけで無く、それに感情を乗せることが出来ます。
このため、聞きやすいですし、声そのものに違和感を感じません。
理由が無くただ大きいものだと威圧しているように感じてしまいますが、どうしてその声が大きいのか聴く人に理由づけられるのであれば人は安心して物語を見続けられます。
演劇部では人が安心出来る豊かな感情を手に入れられるのです。
大阪の声優養成所への入所がおすすめの理由
一見少しでも声優養成所の数が多い東京の方が声優を志す人にとって環境が良さそうですが、それは一から声優のイロハを勉強する人に限ります。
今回は演劇部で経験を積んでいることが前提なので、既に基本的な発声練習や感情移入などは当たり前に出来ている人がまだ出来ていないことを学ぶために声優養成所に通う場合です。
このため、感情移入を重視する大阪の方が声優という仕事をもらいやすくなります。
大阪は東京と比べて感情表現が豊かです。
それは大阪弁にも現れており、おおきにと一言話すだけでも感情をどのように入れるかによって聞き手が感じる思いが180度変わってきます。
声優は顔や仕草を見せないのが前提の仕事なので、声だけで自身の思いを伝えなければなりません。
そのような思いをすれば自然と発せられると思いがちですが、テレビやラジオなど音声機器を通してだと普段の何倍もの感情を声に込めないと聞き手の琴線には届きません。
人を感動させられる言葉は一朝一夕では中々作ることが難しいです。
大阪ではそのトレーニングを重視するので声優として成長しやすいと言えます。
大阪の声優養成所に入所してから
体験レッスンなどを踏まえて理想とする大阪の声優養成所に入所したら、レッスンを毎回欠かさず受けましょう。
時には辞めたくなることも出てきますが、その気持ちをバネにして跳ね返せるような鋼のメンタルの持ち主が一握りしかなれない声優の仕事を獲得できるのです。
レッスン時はもちろん、普段の生活においても喉をケアする必要があります。
規則正しい生活をして喉に過度な負担を掛けないように心がけるのはもちろんのこと、食生活もなるべく辛いものは食べず刺激を与えないように潤す必要があります。
加湿器を部屋の至る所に導入して乾燥から守りましょう。
仕事としてこれからずっと話していかなければならず、普通の人と比べて喉を酷使しやすいです。
このため、仕事以外はケアする時間に充てておしゃべりは時間制限を設けて定期的に喉を休ませるようにします。
プロの声優はこれを普通に行っており、自己管理も立派な声優としての仕事と言えます。
風邪など引いてはもってのほかです。
理想とされる声を出せない代償は仕事の剥奪という形で目に見えて現れます。