声優養成所に入るための自己PRには何を書けばいい？

声優養成所に入る際には自己PR文を書かさないといけません。
この自己PR文は面倒なものと思ってしまう人が多いですが、面接官にアピールするよい機会です。
自己PR文を適当にしてしまって他の人に差をつけられるよりも、真剣に自己PR文を仕上げてより有利に試験を突破できるようになりましょう。
ここではそんな自己PR文を書くコツを紹介します。

自己PR文に書くべきポイント

自己PR文に書くべきことについて迷ってしまうことが多いものですが、まず大前提として「自己PR文はより試験に受かりやすくするために書く」ことを知っておきましょう。

〇ポイント
①自己PR文には「どうして○声優養成所に通いたいのか」ということを論理的に記載する必要性があります。
例えば、声優の先輩の影響で声優を目指しているという場合にはその経験を元にして自己PR文を書くと良いでしょう。
この際、「○○声優養成所であれば先輩のいる声優プロダクションへも就職しやすい」といったように○○声優養成所でないといけない理由を強調することが大事です。

②自己PR文を書く際には自己PR文のお手本を参考にして見るのもおすすめです。
ネットにはこうした自己PR文の模範例も多いですから、一度見てみましょう。
もちろん、模範例通りに書く必要性はありませんが、真似るべきポイントはいくつもあります。

例えば声優になるための一歩として自分なりに日々続けていることや、とある出来事の成果に対してどのような取り組みをしてきたのかの過程での行動力など、その人の頑張っている姿や目標達成のために努力できる姿勢などを自己PR文に取り入れることで、プラスなイメージに伝わり、興味を惹くポイントとなります。また見た目だけでは想像できない意外性のある特技がある方は記載すると尚良いでしょう。

③自己PR文を書いた後には友人などに添削してもらうこともおすすめです。
自分では良い文章だと思っていても他の人にとっては読みにくいこともあります。
これも欠かさずにしておくと良いでしょう。

④「自己PR文に書くことがほとんどない」「特に強い志望動機がない」というように書くことに困ってしまったらある程度の創作も必要です。
自分の気持ちをそのままに自己PR文に執筆するのは必ずしもおすすめできません。
「なんとなく声優になりたい」というように自己PR文に書いてしまうとそれだけで落とされることもあります。
自己PR文は試験に受かるための道具に過ぎませんから、ある程度は創作もして魅力的な内容にしましょう。

⑤とはいえ、自己PR文に書いた内容は面接でも聞かれます。
このため、後で話をでっちあげられるように自己PR文に書く内容は現実味がある内容にしておくことがおすすめです。

⑥ちなみに自己PR文を代筆してくれるサービスもあります。
もしも自分で自己PR文などを書くのが苦手な場合には利用してみるのも良いでしょう。
特に文字が汚いという場合には代筆サービスを利用してみるのがおすすめです。
もちろん、代筆がバレた場合にはそれなりのリスクも有りますから用心して利用するようにすると良いでしょう。

自己PR文は自分を考える良い機会になる

こうした自己PR文は面倒なものですが、自分を考える絶好の機会とも言えます。
どうしてこの学校が良いのか、どうして声優になりたいのか、といったことを自己PR文を執筆するに合わせて一緒に考えてみると良いでしょう。
こうすることでより自己PR文もよい内容に仕上がるばかりか、志望動機もより強固なものになってきます。

〇まずは自問自答してみよう
そこまで声優になりたいというわけではないことがはっきりしたら声優養成所に通うのを控えておくべきかもしれません。
声優養成所の勉強は決して簡単なものではなく、挫折する人も多くなっています。
もしも声優養成所を卒業して良い声優プロダクションに入ったとしても声優として成功できる保証はありません。
目指す人も年々増えており、ライバルの多い人気な職業であることは確かなので、声優として成功できるかどうかはかなり不確かですから、それなりの覚悟がないと声優を目指すべきではないのです。
もしも自問自答してみて本当に声優になりたい場合には迷わずに声優養成所を目指しましょう。