
声優養成所の面接に受かるポイント
あらためていうまでもなく、声優になる為の資格制度は無いものの、声優という形で業務につく上で、どうしても必要なスキルは声優養成所で学習することができます。
一般的に考えて、養成所はどんな人でも即入れるということではなく、入所試験を受けパスする結果を出す必要性があります。
自然体の自分自身でいることが重要です
養成所の試験につきましては、大きく分けると書類審査、面接さらに演技試験が実施されており、書類審査にパスした方が、前進するといった一連の流れが原理原則になります。
面接の中身としましては、1分程の自己アピールや志望動機それから、好きな声優、さらに個人的な趣味や特技などについて質問されることが基本といえます。
そして、 担当者とマンツーマンで執り行われることもあれば、2人以上の担当者に対して志望者も複数人というケースなど、色々なケースがあります。
大切なのは、明るく活動的に話し、素の自分を出すことといえます。
声優については、演じることを通じて人に対して何かしらを伝える業務であるため、自信が無いそぶりを示せば、声優にはあっていないなと考えられてしまう可能性が高まることになります。
しかしながら、会話が上手くなかったり、恥ずかしがり屋と言っても、必ず落ちるわけではありません。
声優は個性についても重んじられる仕事のため、自然体の自分自身でいることを意識してみましょう。 因みに、服やヘアスタイルも、自分自身をよく表現することができるようなものが勧められます。
自己PRを行う上での大切なポイント
自己PRにおいては自身を表現することが重要になります。
原則として履歴書において記した自己PRを、自分ならではの表現で伝達するようにしましょう。
良く見せようとしすぎたりすると、マイナスになります。
試験官が見ていることは 一番に人柄といえます。個性、あるいは協調性そして熱意を見ています。
具体的に言いますと、明るく健全で大きな声がでて、的確な態度やマナーを見ます。
したがって、声優の形での演技力については、この時点では求めません。
これについては将来学んで行くものになります。半端な演技のくせを持っていると、矯正に時間を奪われるので、敬遠され気味です。
ネガティブな発言を避けることが大事です
自己PRや質疑応答で頭に置いて欲しいのがネガティブな中身にならないことです。
とりわけ予見していなかった質問が実行された場合、すぐ考え付いたことをそのままの状態で喋ってしまいますが、そうなってしまうとネガティブ発言を行ってしまうことがあります。
ひとつの例として、どうして養成所を選択したのかという質問のケースで、実際のところ料金的な問題やスケジュールの問題でそこしか通学することができない、或いは養成所に通学すると決心したのが締め切り前で応募できるのがその養成所しかなかったといった理由もあると考えられます。
そのことについて注意を怠ってそっくりそのまま話してしまうと印象はよくありません。
それに加えて、大事なのが活発にはっきり答えることです。ネガティブ発言は回避し、活発に分かりやすく喋るようにしましょう。
多くの養成所の入所オーディションにおいて為されるのが面接です。
自己PR、あるいは質疑応答が存在しますが、自分自身で喋る事を決めることができる自己PRとは異なって、相手方からどういったことを聞かれるのか見当が付かないのが質問の恐ろしいところです。
どういった質問をされるか考えていないとしどろもどろになったり、悪い印象を与えます。
審査員によりましてどういったところを聞いてくるかは変わってしまうのでこれだけで意識しておけば大丈夫というものはありません。
しかしながら、対応のポイントをしっかりと理解しておくことが重要になります。