
滑舌が悪くても声優になることはできる?
アニメや海外ドラマが好きで、キャラクターの吹き替えを仕事とする声優に憧れを抱いている方もたくさんいるでしょう。ただし「なりたい」と考えていても、自身の滑舌の悪さを自覚している方は無理だと諦めているかもしれません。しかし、滑舌が悪かったとしても声優になることはできるので、諦めずにチャレンジしてみましょう。
滑舌が悪いままではなることはできない
テレビに登場するタレントの中には、滑舌の悪さを面白味として武器にして活躍をしている方もいます。しかし、顔や動きなどすべてを総合して自身をアピールできるタレントとは違い、声優は声だけで勝負することになります。したがって、滑舌の悪さを売りにすることはできないので、そのままの状態ではプロとして活躍することはできないでしょう。
プロの方ならば滑舌をわざと悪くすることくらい簡単なので、そのようなキャラクターが回ってくる可能性もとても低いです。しかし、努力をすれば滑舌の悪さの改善は可能なため、本当に声優になりたいというのなら、頑張ってよくすることを目指しましょう。人よりもやるべきレッスンは多いかもしれませんが、改善して実力さえ身につけられればプロとして活躍できるはずです。
声優の養成所に入りたいなら改善方法を考えよう
声優になるための方法はいくつもありますが、事務所が運営している養成所に通うことがかなりの近道になります。しかし、養成所に入るためにはオーディションがあるので、滑舌が悪い場合はパスするのは難しいでしょう。そのため、養成所に入りたいのなら、最初に改善のための練習をすることをおすすめします。
よくするための音声付きの書籍が販売されているので、改善できないか試してみましょう。もしも、書籍で頑張ってみても駄目ならば、プロに教えてもらうことを考えたほうがよいです。ボイストレーニングに通えば、滑舌の悪さをしっかりと直すことができるでしょう。
ただし、ボイストレーニングの中には歌のほうを教えてくれるところもあるので、間違わずに話し方を選び、練習をしなければいけません。インターネットで調べ、マンツーマンレッスンをしてくれるところを見つけ、養成所というスタートラインに建てるように指導してもらいましょう。
声優の専門学校ならば滑舌が悪くても入れる
声優の養成所のほうは誰でも入れるというわけではありませんが、専門学校のほうは誰でも入れる状態にあります。そのため、滑舌が悪かったとしても、問題なく入学できるので、声優コースを用意している専門学校に通うことも考えてみましょう。専門学校はまったくの初心者でもレッスンを受けられるようになっているため、多少発声に癖があったとしても問題はありません。
もちろん、専門学校の場合も普通の人よりも努力は必要になるので、できる限り頑張るようにしましょう。ちなみに、専門学校の場合はオープンキャンパスがあり、どのようなレッスンをやっているのか入学前に体験できます。そちらを利用すれば、ほかの入学希望者の方の実力も感じられるかもしれません。すべての方が発声に癖がなく、完璧にこなすわけではないのが分かるので安心して入学できるようになるはずです。
滑舌が悪いことはデメリットしかないので、養成所に入って声優になりたいのならしっかりと直す必要があります。書籍やボイストレーニングなど、直すための方法はいくつも用意されているため、プロになりたいのなら活用してみましょう。専門学校ならばそのまま入学できますが、滑舌をよくするトレーニングに向き合わないままでいるとほかの一人より苦労することになります。しかし、直して技術力さえ習得してしまえば、オーディションに合格してプロの声優として活躍できるでしょう。