大阪で評判の高いオススメの声優養成所を比較ランキング形式で紹介

声優になるために学歴は必須?一般常識程度は身に付けておこう!

公開日:2022/03/01  最終更新日:2022/04/01


声優を目指している方の中には学歴があったほうがいいのか、後々そのほうが何かと有利なのでは、と気にしている方もいるかもしれません。若いうちから声優について考えている方や、今まさに学業に勤しんでいる方はそんなことが頭によぎっていることもあるでしょう。声優には学歴が必要なのかについてまとめています。

声優になるために学歴は必須?

まず結論からいうと、学歴は大きな問題ではありません。ただ、一般的な学識はあったほうがいいでしょう。最低限のマナーや対人関係に必要なコミュニケーション能力、そして感情を理解する力、文脈を読み解く力、常用漢字の読みは声優を目指すうえでも必要な能力といえます。

声優になればさまざまな人物を演じていくことになりますが、その中には学生や主婦など、いわゆる一般人の役を演じることもあります。その場合、演技には普通の感覚が必要となるため、一般的な教養はあったほうがよいでしょう。また、急に渡された台本に読めない漢字があると、仕事がスムーズに進まず周りの方を困らせてしまいます。中学、高校までで習うような漢字が読めることは必要です。

そして、現場によってはほんの一言しか発しないこともあるでしょう。その一言にどれだけの表現ができるか、それは台本をいかに読み解くかが肝になってきます。上辺だけの演技にならないよう、日頃から本を読み、正しい文章に触れること、人との会話を楽しみ、考える力をつけることが大切です。

学歴は必要ではないが一般常識は身に着けておく必要がある

学歴は問題ではないと述べましたが、一般的に高校を卒業していると社会的常識を一定以上身に付けていると判断されることが多いです。

高校までである程度の知識を学びその後は専門分野に進んでいくことになるので、やはり高校卒業の資格は欲しいところでしょう。一般常識の中には知識だけではなく、マナーも大事になってきます。誰しも初めての場所では新人です。声優になれたとしても、その人が礼儀や行儀が悪い場合は、誰も一緒にやっていきたいとは思わないでしょう。声優の業界はとても狭く、悪い噂はすぐに人の耳に入ります。

そうなれば声優として仕事をもらうのが難しくなってしまいます。自分から挨拶をすることはもちろん、謙虚な心を持ち、相手を労う思いやりを持つことはとても大切です。学校生活や日々の生活から学べることはたくさんあるのです。

大学などに通いながら声優養成所にダブルスクールで通うのもおすすめ

高校を卒業して早くから養成所に通うのか、大学へ進むべきか悩んでいる方も多いと思います。どうしても決められない場合は、大学へ通いながら声優を目指すという方法をおすすめします。

なぜなら大学に進むことで将来の可能性が広がるからです。声優への道は長く険しい道です。養成所に入所したからといって必ず声優になれるわけではありません。高卒と大卒を考えると、やはり大卒のほうが就職に有利なのは事実です。高校を卒業した時点で大きなリスクのある決断をすることは、とても勇気のいることです。親の理解を得ることも簡単ではありません。

しかし、大学に通いながら声優を目指すのであれば、実際にレッスンを受けて自分の適性を見ながら進路を決めることができます。親としても、もし仮に声優になれなくても就職という道が残されていれば、子どもの夢を応援しやすくなるでしょう。また、大学に通うことでさまざまな人と出会う機会が生まれます。声優養成所は声優になりたい人たちが集まっているところです。それぞれに個性的ではありますが、みな同じ方向を目指している人たちです。

しかし大学にはさまざまな考えを持った人がいます。そういう人たちと出会い関わることは、声優として他者を演じるという意味でも、人間としての成長という意味でも大きな糧になるのは間違いありません。ただ、やはり養成所一本でやっている人と学生をしながら養成所に通う人とでは、自習時間の長さに差が出てきます。そこは自分で時間を作って補っていくしかありません。自分にあった道を探していきましょう。

 

声優というと華やかな浮世離れした業界のように思うかもしれませんが、実際には普通の会社以上に一般常識や社会的なマナーを大切にしている業界でもあります。いくら演技力やビジュアルが突出していたとしても、現場で浮いてしまうような人には仕事が来ないのが現実です。声優としての技量を磨くのはもちろん必要なことですが、ひとりの人間として好かれることも大切なことです。本気でプロを目指すなら、常識やマナーを身に付けることが近道といえるでしょう。

サイト内検索
記事一覧